各車けん制の後、荒井が踏み上げ誘導員後位へ。大西を迎え入れ、荒井後位には中村が続く。以下は、高久保―三谷―林―原、阿部―新田で周回を重ねる。青板のバックから阿部が動き、大西に代わり正攻法の位置へ。その上を高久保が叩き打鐘でレースを掌握。阿部は無理せず高久保ラインを受けて５番手、大西は７番手に。隊列は一本棒で最終ホームを通過。二角から阿部が仕掛けて前団に迫るが、２センターで番手の三谷のブロックを受け勢いが止まる。阿部の仕掛けに続いた大西も大外に踏み出すが新田の煽りをくらい不発。絶好の展開となった三谷だったが、阿部を止めに行った時に空けた内に入ってきた林に中を割られた。林は昨年５月豊橋以来２度目のＳ級優勝。逃げ粘った高久保が悔しいタイヤ差の２着で、３着は外を鋭く伸びた新田。