チャンスは逃がさない。佐藤朋が２月立川に続き今年２Ⅴ目を飾った。佐藤博がスタート争いを制して正攻法の位置へ。佐藤朋―小坂で続き前受け。中団は村上―近藤―木村で、山本―渡辺―小林は後攻めの並び。山本が青板２センターから上昇。佐藤博と併走して押さえ込んだ後、叩きに来た村上に合わせて打鐘で前に出る。一旦は突っ張る素振りの山本だったが、２センターで村上ラインを受けて中団を確保。すると、７番手となった佐藤博がホームから反撃開始。強烈な加速でグイグイと前団に迫ると、近藤のブロックも乗り越えてバックでまくり切る。踏み出しで口が空いた佐藤朋だったが、懸命に付け直すと、後は北両者での一騎打ち。ゴール寸前で交わした佐藤朋に軍配が上がった。３着には、北勢を追ってまくった山本を阻み近藤が入る。