山田が混戦を制し、11年11月千葉以来の美酒に酔った。前受けの吉澤の後位で岡田、村上が競り。以下は成清―山田―川崎、単騎の志村、雨谷―佐藤で周回。レースが動いたのは青板の２センターから。雨谷が吉澤を押さえてハナに立ち、これに成清も切り替える。雨谷は、吉澤の反撃を警戒しながら駆けていき、ホーム手前から巻き返してきた吉澤に合わせトップギアへ。ペースが上がって吉澤後位で競った２人は千切れ、吉澤もバック中団で一息入る。そこを吉澤をけん制しながら成清が一気にまくる。佐藤のブロックも凌いで雨谷に２センターで並びかけた成清に、その後ろから山田も外を回して迫る。直線半ばで成清が雨谷をねじ伏せるが、ゴール前で山田が逆転しての南関ワンツー決着となった。吉澤も立て直て外を踏んだが３着まで。