千葉競輪代替開催として川崎競輪場で、エボリューショントーナメントも併せて実施された“鈴木誠杯”。エボリューションはブフリが快速ぶりを発揮して優勝し、Ｓ級決勝は南関連係から千葉の和田健太郎がＶを手にした。櫻井正孝－神山雄一郎－磯田旭、金子真也、堀内俊介－小原太樹－和田－田中晴基、室井健一での周回。赤板まできて、堀内がダッシュし、１角で前に出る。初手から南関勢に続いていた室井まで出切り、櫻井は６番手となるが、詰める勢いで３角から巻き返しにいく。しかし、堀内もぺースを上げ、車が止まった櫻井は８番手に後退。これで完全な南関勢のペースかに、立て直した櫻井は２角から反撃。さらに６番手に切り替えていた神山も合わせてまくり出る。櫻井は不発に終わるも、好スピードで前団まで上がってくる神山を、２センターで小原がブロック。この時に小原は外に流れ、空いたコースを和田が突いて抜け出した。小原は２着で、３着には神山追走から大外を伸びた磯田が入った。