• 防府競輪場F1シリーズ6/25〜6/27

SV FⅠ 防府 06/27

好展開生かした山下一

山下一輝

山下一輝

 細切れの乱戦を制したのは伏兵・山下一輝。17年10月広島以来となるS級2V目を飾った。
 号砲で野田源一が出て、野田-合志正臣のラインが前受け。以下は大川龍二-山下、福島武士-高原仁志、黒田淳、津村洸次郎-松岡孔明で周回を重ねる。
 青板2コーナーから津村が上昇を開始。2センターで前団を押さえていくと、3番手が引いた野田と、追い上げてきた福島で取り合いになる。この取り合いは野田が制し、福島はその後ろ4番手に割り込む。だが、まだ津村がペースを上げずにいたところを、大川が一気にカマす。打鐘過ぎに津村を叩いて大川が主導権を握ると、すかさず黒田が追い上げて3番手に。4番手に津村、6番手に野田で最終ホームを通過。逃げる大川の番手で山下が車間を切って待ち構える中、野田が2コーナーからまくり発進。これを見た山下は3コーナーから大川を交わして踏み出していく。ゴール前で黒田、野田に詰め寄られたが、こらえた山下が勝ち切った。

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