• 佐世保競輪場F1シリーズ4/5〜4/7

SV FⅠ 佐世保 04/07

レースが見えていた阿竹智

阿竹智史

阿竹智史

 冷静に立ち回った阿竹智史が強敵を破って今年初V。全日本選抜での落車で一頓挫あったが、これで乗っていきそうだ。
 号砲で伏見俊昭が出て、長島大介-阿部力也-伏見の東勢が前受け。中団に平尾一晃-山田英明の地元西九州コンビ、石原颯-阿竹の四国勢は後方となって周回を重ねる。青板2コーナーで石原が上げて平尾に並び掛けると、併走を嫌った平尾は中団位置を明け渡して6番手に。しかし、平尾は4コーナーですかさず仕掛ける。赤板過ぎに前団を押さえた平尾が先手を奪取。合せて上昇の石原も2コーナーから叩きに行くが、突っ張る平尾とモガき合いになりかける。だが、阿竹が先に3番手に降りて石原を呼び込む。山田が平尾との車間を大きく切ってけん制する最終ホームで、石原は再度反撃を開始。その石原を2コーナーで合わせ切った山田はそのまま番手から出て行くが、後位には阿竹がピタリ。先頭で直線に帰ってきた山田だったが、ゴール前で失速。番手から抜け出した阿竹がVを飾った。終始脚を溜める格好だった長島は阿竹の後ろから外に車を出すが意外に伸びず3着まで。山田と阿竹の間のコースを踏んだ阿部が2着に入った。

ページトップへ