完全無欠のパーフェクトV
古性優作
号砲と共に渡邉雅也、古性優作、佐藤礼文が飛び出す。車番有利に最内の渡邉が誘導員の後ろをキープ。残り2周半で後ろ攻めとなった吉田拓矢が押さえにくるも、渡邉は突っ張って一本棒で赤板を通過する。渡邉がグングンと加速して打鐘を通過し、最終ホームも隊列は変わらず通過。最終2コーナーから大石剣士が番手まくりを放つも、バックから外をまくり上げた古性優作が前団を捕らえて優勝。昨年の和歌山以来、14度目のG3制覇を成し遂げた。
「思うような仕掛けができなかったし、ワンツーも決まらなかったけど、優勝できたことは良かった。(展開が)どうなるかわからなかったので特に考えずに組み立てました。風も強くて思いのほか、脚がたまらなかったです。(大石が番手から)出る前に行こうと思っていたけど、でも脚にきていましたね。仕掛けが遅くなって自分で苦しくしてしまいました。ジャンの2センターでは行って、ホームで出切るくらいのイメージで踏めればなんてことなかったと思いますけどダメでした。課題はあると思うので、一つ、一つしっかり克服していけるように。体は疲れていましたけど、感覚は良かったので、あとは自分のフォームをすり合わせていければ。(次走は西武園記念となるが)中2日なので、100%疲れていくと思いますけど、走ります。西武園が終わるまでが一本と捉えて。じゃないと精神的にもきついので。西武園もしっかり走りたい」
地元の伊東G3では初めて決勝の舞台に駒を進めた大石剣士は渡邉雅也マークから番手まくりを放つも2着。引き揚げてくると悔しさをあらわにした。
「悔しい。めちゃめちゃ緊張しました。周回中から緊張して脚が上手く回らなかった。昨日(渡邉)雅也が頑張りたいって伝えてくれて、それだけで胸が熱くなりました。誰が仕掛けてきたとか見えなくて、前が詰まったから踏んだけど、少し遅かったのかな。難しかったです。古性さんには行かれる感じだったので、頭を出したけど無理でした。当初は決勝に乗りたいって思っていて、それは達成できたけど、あの展開で(優勝を)取れないのは力不足。悔しい気持ちが勝ってしまった」
3着には直線でコースを付いた荒井崇博が食い込んだ。
「残念やね。危ないとこもいかないと届かないので、吉田君のコースを先に入らないとだよね。まさか飛ばされるとは思わなかった。一個内の古性君を目標に間をいきたかった」