細切れの決勝戦。８番手から上昇した窓場千加頼に対して赤板ホームで山崎芳仁が誘導員を残して車を下げる。窓場の動きに乗った堀内俊介が取鳥雄吾の仕掛けを警戒して中バンクに上がると、３番手の山崎が２コーナーから先に切って打鐘で堀内を受けるが、そこを一気に取鳥が叩いて最終ホームから主導権を握る。これで番手の阿竹智史にとっては絶好の展開。直線で仲を割ってきた堀内に合わせて踏み込むと今年３度目の優勝を飾った。２センターから仕掛けた山崎の３番手から内に切り込んだ大森慶一がコースを縫って２着、山崎マークの和田圭がその外を回して３着に食い込んだ。