• 日刊スポーツ杯9/2〜9/4

SV FⅠ 青森 09/04

菅田壱が冷静にF1戦連覇

菅田壱道

菅田壱道

 「乗り方やセッティングは完成形に近づきつつある」と自身のデキに手応えをつかんでいた菅田壱道がスピードの違いをみせた。5月川崎、8月取手、今回とF1戦はこれで3連覇となった。
 号砲で菅田がすんなり出て、菅田-永澤剛の北勢が前受け。池田勇-芦澤大輔の関東勢が続き、堀内俊介-近藤俊明-中村浩士の南関コンビが後攻めに。青板3コーナーから堀内が上昇を始める。赤板過ぎに堀内が前団を押さえて前に出ると、菅田は6番手まで下げ、南関、関東、北で一本棒の態勢へと変わった。堀内はしきりに後方からの巻き返しを警戒しつつ、最終ホーム入り口からスパート。2コーナーで池田がまくると、近藤が車を外に振ってけん制。それでも池田が止まらないと見るや、バック手前から番手まくりに出る。踏み合いから池田を振り切った近藤を先頭に戻ってくるが、冷静に前のやり合いを見ていた菅田が3コーナーまくり追い込みで外を迫る。懸命に粘った近藤だったが、ゴール前で北コンビが一気。

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