単騎の坂本健太郎が６月広島以来、今年２度目の優勝を果たした。初手は、古性優作－吉村和之、竹内智彦、伊勢崎彰大－二藤元太、木暮安由－神山拓弥－近藤寛央、最後方に坂本で周回を重ねる。
　青板ホームから動いた木暮は前受けの古性と併走するが、古性はバックで誘導員が退避すると、木暮を突っ張って出させない。木暮は車を下げて４番手に入り、７番手に坂本が続く。８番手になった伊勢崎は前と車間を空けてタイミングを計ると、打鐘手前から反撃に出るが、踏み上げた古性に合わされて最終バックで力尽きる。そこへ、坂本が一気にスパート。南関勢の内に詰まった木暮の横を猛スピードで通り過ぎると、直線で古性をとらえてゴール線を駆け抜けた。２着は逃げ粘った古性。３着に吉村が続いた。