• 松戸競輪場ナイター7/16〜7/18

SV FⅠ 松戸 07/18

冷静に立ち回った山中秀

山中秀将

山中秀将

 予想外のアクシデントにも冷静に対処した山中秀将が今年初V。怪我から着実に立ち直ってきている。
 横一線のスタートも、最内枠の山中が正攻法の位置を確保。成清貴之-齊藤竜也が続く南関勢が前団を占め、眞杉匠-杉本正隆の栃茨勢が中団、蕗澤鴻太郎-木暮安由の群馬勢が後攻めの態勢で周回。青板前2センターから蕗澤が上昇開始し、まずは眞杉の外でけん制。さらに上がろうとするところで眞杉が引いて3番手に切り替えてくると、しきりに後方を見やりながら、赤板で山中を押さえて前に出る。一方、眞杉は山中との3番手併走から2コーナーで巻き返しに出るも、澤鴻にペースを上げられて苦しい態勢に。ところが3コーナーで思わぬアクシデントが発生。駄目押しをしようと眞杉を外に持って行った木暮がバランスを崩して自ら落車してしまう。これで逃げる蕗澤の番手が先に内に降りていた山下へと代わり、下がった眞杉はその後位に割り込む格好に。このまま蕗澤が駆けていく中、2コーナーで眞杉がまくりに行き、無理せず眞杉を前に入れた山中が続く。眞杉は2センターで蕗澤を捕らてゴールを目指したが、3コーナーから車を外して踏み出した山中がゴール前で逆転した。

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