• 高松競輪場F1シリーズ5/13〜5/15

SV FⅠ 高松 05/15

松本貴が先行策でS級初V

松本貴治

松本貴治

 中四国勢4人が2つに分かれて力勝負を演じた決勝は、主導権を握った松本貴治がS級初優勝を飾った。初手は、松本-小川祐司、松浦悠士-池田憲昭、中本匠栄-西田大志、単騎の矢口啓一郎、永井清史-志智俊夫で周回を重ねる。後ろ攻めから動いた永井が、赤板2角で誘導員を降ろしてハナに立つ。打鐘で松浦ラインをすくった中本が3番手に続き、外から追い上げた西田が4番手。後方まで下げた松本は、すかさず3角から反撃に出ると、ホームで永井を叩いて最終回へ。番手の小川は踏み出しで離れながらも、なんとか松本を追いかける。2角手前から仕掛けた松浦は、志智のブロックで失速。その後も松本が快調に逃げて、そのまま力強く押し切った。松浦をけん制した志智を2センターですくった中本が、直線で鋭く伸びて2着。松本マークの小川が3着でゴールした。

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