• 久留米競輪場ナイター12/9〜12/11

SV FⅠ 久留米 12/11

特選と同じワンツー決着

松川高大

松川高大

 準決勝3個レースは九州勢のワンツーで決着。池田憲昭以外は九州勢という決勝となったが、初日特選でも1、2着だった松川高大、山崎賢人が圧倒的人気に応えた。松川の優勝は10月別府以来で今年4V目となる。
 号砲で池田が迷わず出て行く。小川賢人-池田、野田源一-大坪功一、山崎-松川-中村圭志で隊列は決まって周回を重ねる。動きがないまま赤板を迎え、山崎が上がろうとするが、野田が車を外に外してけん制して山崎の上昇を阻む。2コーナーで誘導が退避するが、並びは全く変わらないまま最終ホーム入口へ。戦況を見極めた山崎が一気にカマす。山崎のダッシュに松川は離れ、合わせて踏み込んだ小川が番手に入る形になる。しかし、松川は3番手外あたりで態勢を立て直すと、2コーナー入り口から踏み出していく。後続を離して快調に飛ばす山崎との間合いを冷静に計った松川は直線に入って加速して山崎に詰め寄っていく。両者が並んだところがゴールで、写真判定の結果、軍配はタイヤ差で松川に上がった。3着は熊本コンビの動きを追ってきた野田。

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