• 久留米競輪場F1シリーズ1/2〜1/4

SV FⅠ 久留米 01/04

四国作戦で渡部哲がV

渡部哲男

渡部哲男

 昨年は優勝がなかった渡部哲男が新春のレースでV奪取。幸先のいいスタートは、41歳を迎えたベテランには何よりもの励みとなりそう。
 久米康平がスタートを決めて、太田竜馬-久米-渡部の四国勢が前受け。中団に松川高大-筒井敦史で、小埜正義-山崎芳仁のラインが後攻めとなって周回を重ねる。青板3コーナーから小埜が上昇。赤板で前団を切った小埜ラインに松川も切り替えて、太田は5番手に下がる。しかし、太田の反撃は早かった。まだペースが上がらない2コーナーからカマして打鐘で小埜を叩いて主導権を奪う。四国勢を出させた小埜が4番手で、6番手に松川と隊形は変わるが、ハイペースで飛ばす太田の前に、小埜は前との車間が見る間に空いて厳しくなる。懸命に小埜は車間を詰めていくが、追い付いた3コーナーで久米が番手まくりにいかれて勝負あり。久米と渡部の一騎打ちとなり、ゴール前で久米を交わした渡部がV。山崎は小埜後位から直線外を踏み込むが、3着までがやっとだった。

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