• 宇都宮競輪場ナイター10/4〜10/6

SV FⅠ 宇都宮 10/06

番手有利に新山響

新山響平

新山響平

 決勝は、4車そろった北勢が強力ラインを形成。小原佑太の逃げをフルに利した新山響平がVを飾った。新山の優勝は3月の玉野記念以来で、F1戦のVは昨年7月玉野以来となる。
 号砲で迷わず鈴木庸之が出て、鈴木-武藤龍生の関東勢が前受け。3番手に単騎の山中秀将が続き、小原-新山-大槻寛徳-渡部幸訓の北勢は4番手以下を占める。小原が前との車間を切っていった以外は動きがないまま打鐘を経過。小原は2センターに入ったところで一気にカマす。鈴木も合わせてダッシュし北勢分断を試みるも、新山とも大槻ともスピードが合わずにいなされて、結局、最終ホーム過ぎに渡部を捌いて4番手に収まる。山中は最後方に構えたまま。2コーナーで鈴木はすぐさままくりに出る。小原との車間を大きく切っていた新山はこれに番手まくりで応戦。新山に合わされた鈴木だったが、内の大槻をキメて新山を追いかける。同時にようやく山中も外に踏み出す。しかし、見る間に後続を突き放した新山はセーフティーリードを保ったままゴール。離れた2着争いは、ゴール前で鈴木を交わした武藤が制した。

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