• 平塚競輪場ナイター11/9〜11/11

SV FⅠ 平塚 11/11

菅田壱が怒涛の3角まくり

菅田壱道

菅田壱道

 北日本VS南関東の実質2分戦は、南関勢の執拗な揺さぶりを必殺のまくりで黙らせた菅田壱道が今年5V目。勝負の競輪祭へ弾みを付けた。
 号砲で内藤秀、中村浩士が勢い良く飛び出して、山中秀将-中村-内藤の南関勢が前受け。4番手以下は木村弘-菅田-和田圭の北勢で、単騎の芦澤大輔はその後位を選択して、初手の中団から車を下げて最後方に構える。赤板手前まできて木村がダッシュ。その出端をくじくように中村、内藤が車を外に外してけん制。それでも木村が南関勢を押さえ込むが、内に車を残していた山中は2コーナーで木村を掬って突っ張る。浮いた木村だが、強引に南関勢を叩いて打鐘手前から先制。しかし、菅田は続けず、連結を外して5番手に降りる。逃げる木村の後位を手に入れた南関勢は中村、内藤が交互に波を作って、菅田の反撃機を懸命に奪う。そして、最終2コーナーでは山中が番手まくりを敢行。気持を切り替えてじっと後方で構えていた菅田が仕掛けたのは3コーナーから。4コーナーで中村が合わせて踏み出すが、ゴール前で一気に飲み込んだ。2着にも和田が続いて宮城ワンツー。3着にも北勢追走の芦澤が入って、3連単1番人気で決着した。

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