• 松戸競輪場第14回サマーナイトフェスティバル7/14〜7/16

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅡ 松戸 07/14

 真夏の夜の燦燦バンクを舞台にスピードバトルが繰り広げられた。男子は渡邉一、女子は石井寛がそれぞれ大会初制覇を果たした。

中村浩士

中村浩士

 中村浩はこの大会に向け、支部長の職務をこなしながら準備してきた。地元から唯一、決勝の舞台にたどり着いた。

 「本当に仲間のおかげです。仲間の支えがなければ、この舞台に立てなかった。支部長として(鈴木)誠さんをしっかり送り出したいと思ってました。宮杯のあとは日競選の理事支部長会、総会などがあって配分が空いてました。7月5、6、7日は静岡競輪場のほうで、南関の合同合宿を行いました。自分がメニューを考えて、中村道場で培ったことを少しでも伝えられればと思ってます。南関みんなで強くなろうっていう気持ちですね」

菅田壱道

菅田壱道

 動きが光ったのは菅田壱だ。6月高松宮記念杯に続き、ビッグ連続優出を果たした。決勝は不発に終わったが、タイミングを逃さず仕掛けて渡邉一の優勝に貢献した。

 「宮杯が終わってからリフレッシュして、直前は平競輪場で合宿しました。宮城、福島の新人も含めて、かなりいい練習ができました。そこで新車も試してよかったので、今回から使ったんですけど、感触はよかったですね。自分の特性を生かせるフレームです」

南潤

南潤

 南潤はビッグレース初参戦。初日予選は主導権を取れずに惨敗を喫したが、最終日は青板から突っ張って先行し、ビッグ初勝利を挙げた。

 「今回は得るものがありすぎました。2日目、最終日のような走りを初日にできればよかったです。準決勝は竹内(雄作)さんが似たようなレースで2着に残っている。それとやり合うことを考えたら、もう少しスピードをつけて、いいタイムで上がれる

ようにならないとい

けない。自信をつけ

てオールスターでは

思い切ったレースを

したいですね」

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