• 4/23〜4/26
  • 第2回アジア・アジアパラ大会協賛競輪

  • 4/23〜4/26

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 名古屋 04/23

纐纈洸翔の顔写真

纐纈洸翔

 平塚ダービー直前でトップ選手が不在の開催で実力拮抗のレースが多かった4日間。地元勢は総勢10名が正規あっ旋されて、優勝を目論んだが、決勝に進出したのは纐纈洸翔ただ一人だった。シリーズリーダーとして参戦した中釜章成は着。惜しくも決勝進出は逃すも、点数トップらしい走りを4日間披露した。南部翔大は地元を背負い積極果敢なレースを披露して、開催を盛り上げた。25年1月の大宮記念以来でG3開催に出走した北井佑季が自身2度目のG3優勝を果たして、復活の狼煙を上げた。これで今年11月に開催される競輪祭のチケットを手にした。24年の同大会以来のG1出走へ早くも照準を合わせた。

久田朔の顔写真

久田朔

 今シリーズ、一番目を引いたのは久田朔だ。2月の奈良で9連勝を達成してS級へ特別昇級。G3開催は3月の西武園に続いて2度目となるが、今開催は4日間、バック線を先頭で通過する先行策。3着と未勝利には終わったが、全国のファンに自身の走りをアピールした。

 「4日間、先行は意識というか、アピールしようかなと思っていました。先行するっていうイメージ作りをすれば、より、まくりもいきてくるだろうし、戦いやすくもなると思うので。3月の西武園(G3)のときよりもしっかりと走れましたし、そのときの反省を生かして走ることができました。それに近畿ですから。近畿の機動型らしく積極的にレースはしないと」

木村皆斗の顔写真

木村皆斗

 木村皆斗は初日特選で逃げて2着に粘ると、二次予選では会心の逃げ切りでラインを上位独占に導いた。準決勝は北井佑季に番手を捌かれて援軍を失った影響で7着敗退となったが、シリーズを通して関東の新たな大砲候補に名乗りを上げるに相応しい競走だった。ただ、自身で成長を実感していたが、新たな課題を口にした。

 「準決勝も最終日もスタートを失敗してしまった。同じ失敗を繰り返すのは成長がないですね。元々、スタートは速い方だったんですけど、体重増加で発走機を出るのに影響してしまっています。練習を積み重ねていたら、体重が増えて、総合的な力は身についてきました。だからこそ、スタートの練習もちゃんとしないといけないのを実感しました。スタートが速いとレースも組み立てやすくなりますし、速いに越したことないですから。後続距離を延ばすことや、脚力をつけるってことはすぐにできないけど、スタートの練習はすぐにできますから」

吉田敏洋の顔写真

吉田敏洋

 吉田敏洋は前検日には「俺が主役のようではだめ」と話していたが、準決勝まで勝ち進みシリーズ2勝。最終日に白星を挙げたあとには以前と変わらない闘う目でシリーズを振り返った。

 「結果よく終われたのはよかったけど、やっぱり準決勝の展開ですよね。中釜(章成)君が踏み上げたときに遅れてしまった。5年前ならしのげているのに、しのぐことができなかった。体のこともあるけど、やっぱり、力のある選手と走っていないのが大きい。この年齢でこれからどこまで挽回できるかわからないけど、やれることだけは頑張りたい。シリーズ通して、選手の仲間や、後輩たちが声援を送ってくれたのはうれしかった」

 地元の纐纈洸翔は昨年10月の豊橋G3で決勝3着と優勝できなかった分もと、ホームバンクでのG3初制覇へ闘志を燃やして参戦した。しかし、決勝は北井佑季に5車身離されての2着。またしてもG3初優勝とはならなかったが、着実にG3制覇へ近づいている。

 「(ホームバンクのG3を制覇できず)悔しいです。北井さんが強かったのもあるし、自分も弱かったです。(セッティング面などは)決勝の日が一番感じ良く走れました。(今後は)去年はG1(オールスター競輪)で準決勝までいけたので、今年はそれ以上の成績をと思っていますけど、今年はダービーにも出場できなかったですし、まずはひとつずつですね」