• 7/25〜7/28
  • 豊橋競輪場開設77周年記念ちぎり賞争奪戦

  • 7/25〜7/28

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 豊橋 07/25

 サマーナイトフェスティバルがナイターシリーズだっただけに、サマーナイト組は実質的に中2日の強行軍になった今シリーズ。連日の酷暑に加えて、最終日はゲリラ雷雨で決勝の前の11レースが中止になるアクシデントもあった。唯一のS班として参加した眞杉匠も、コンディショニングに苦しめられた一人だった。「連日、ラインと車券に貢献できずに、申し訳なかったです。(今回の状態は)本当に良くなかった。(オールスターに)自信をもって挑めるように考えて過ごしたい」と、初めてファン投票で1位に選ばれたオールスターでの巻き返しを誓った。

久田朔の顔写真

久田朔

 2月にS級への特進を果たした久田朔は、今シリーズが通算5回目のG3出場。初めて駒を進めた準決こそ8着に敗れたが、あとの3走はオール連対。最終日は地元の吉田敏洋を連れて、まくりで勝ち星を挙げた。レースでの対応力を見せた最終日だったが、主導権を握ったのは一次予選のみ。先を見据えた久田は、こう振り返った。

 「連日、主導権を取る競走ができていなかったんで、最終日は主導権を握りたかった。(シリーズを通して)もうちょっと持ち味を出す走りがしたかった。初めて記念の準決に乗ったけど、力の差を感じました。まだ自分一人の力じゃどうにもならない。ラインの人の力を借りながらやれば、S班の人たちにも勝てる見込みが出てくるのかなって。それが競輪だと思う。でも、先手を取っていかないと、ラインの力が生きない。後手を踏んでしまうと、逆に(相手が)ラインの力でってなってしまう。だからもっと先手を取って、後ろの人に迷惑を掛けないようにしたい」

小原太樹の顔写真

小原太樹

 決勝では成田和也の俊敏な切り込みに深谷知広との連結を外した小原太樹だったが、高いスピード域のなかで追い上げて意地を見せた。二次予選では4場所ぶりに勝ち星を挙げて、痛めていた股関節のケアにも光が差したようだ。

 「自分の手応えは、多少なりとも良くなっている。レベルの高いところで走れているのはプラスですね。股関節の治療器も持ってきているので、(シリーズ中でも)そこの治療もしっかりとできています。あと(改善したいところは)股関節が痛くなって、ウエートトレーニングとか、キレの練習が思うようにできていないので、そこですね。半年くらい前から股関節が痛くて、ごまかし、ごまかしやってきた。(6月の)岸和田の落車で、完全に痛くなってしまった。セッティングをいじったりもしたんですけど。ただ、(前回の)サマーナイトフェスティバルの前くらいに、ようやく良さそうな治療を見つけた。年齢的にも体のどこかが痛くなる歳になったんだと。先輩方にも練習も大事だけど、治療もやった方がいいってアドバイスをもらった」

櫻井祐太郎の顔写真

櫻井祐太郎

 直近が伊東754着、静岡766着と大乱調だった櫻井祐太郎は、今シリーズからフレームを換えて臨んだことも功を奏したようで、一、二次予選をともに先行策でクリア。一次予選では守澤太志から逃げ切り、志田龍星をまくらせなかった二次予選は、成田和也とワンツーと変わり身が目を引いた。

 「(前回の静岡のあと)地元に帰らないで伊豆にいた。そこで整体に行って、体の悪いところも見つかった。そこを診てもらったんで、体の使い方も良くなっていると思います。(今シリーズから戻した)自転車もいいですね。(一次予選は)ジャンで出たところも前回と同じように踏んでいたけど、脚の残り方が違いました。自転車を換えて良かったです」

永井哉多の顔写真

永井哉多

 A級1、2班戦の前期で10度の優勝を誇った永井哉多は、初めてのG3を8291着。4走で3度のバックを取り、2連対は先行策でのもの。最終日のグレード初勝利は7車立てだったが、S級のペースに慣れてくれば成績はまだまだ上がってくるに違いない。

 「(最終日は)押さえ方が甘くて、(番手の)古川(尚耶)さんが粘られてもおかしくなかったので反省ですね。今日は7車立てでしたけど、4日間、荒波にもまれました。2日目は初日の反省をふまえて、冷静に駆けることができたので良かった。けど、3日目は(流して)出られてしまいました。(4走すべて)後ろ攻めからでしたけど、脚を使わずに押さえにいったり、次に来るラインを突っ張ったりとか、レースをもう少し覚えていかないといけない。(記念は)おもしろかったです。4日制というのも初めてだったので、いい経験になりました。これからちょっとずつ適応していきたい」