ピックアップ GⅢ 松阪 10/01
10月1日に幕を開けた松阪記念。決勝戦は初日特選メンバーが7名勝ち上がり激戦ムードとなる中、昨年のグランプリ王者である郡司浩平が力強いまくりで優勝を果たした。これで通算29回目のG3制覇。賞金ランキングも9位にアップした南関のエースは、勢いを保って次節の寬仁親王牌へ向かう。
松岡貴久
5月日本選手権以来、白星のなかった松岡貴久だったが、今シリーズは2勝を含み3度の確定板入り。2次予選では3着だったが、目標の北津留翼が厳しいとみるや、まくりに転じるなど、4日間通してキレのいい動きを見せていた。終始明るい表情を見せており、復調のきっかけをつかんだ開催となった。
「(最終日は連係した)斉藤(樂)君があんなに行ってくれるとは思わなかったです。展開が良かった。今年は3勝なんですけど、そのうち2勝が今回でした。今回から変えたことは、自転車を変えたことですね。フレームは問題ないと思いますけど、あとはセッティングですね。昨日(準決勝)が悪かったので、今日は前の日のセッティングに戻しました。次くらいまでには、いいセッティングを見つけたい」
斉藤樂
5195着とシリーズ1勝で終えた斉藤樂だったが、今節は収穫の多い開催となったようだ。
「(最終日は)めちゃくちゃきつかった。他地区が付いたら思い切りおもてなしをしないとって阿部拓真さんからも言われていたし、おもてなしをしました。中団取れたらいいって思っていたけど、そのまま行きました。脚力不足ですね。着以上にはよくやったと思う。今開催は収穫が多かったです。鈴木竜士さんからもアドバイスを貰ったり、皆に見てもらってありがたいです。(阿部)力也さんにもずっと程よい圧をかけて貰っていたし、いいパワハラは大事ですね。笑」
芦澤辰弘
芦澤辰弘は今シリーズで節目となる300勝を3日目に達成。デビュー18年目での到達に、ここまでの思いを語りながら、最終日のレースを振り返った。
「(最終日は)スタートが全てでした。武田(亮)君は強かったですよ。タイミング的にも勇気を持って仕掛けてくれました。僕も凌ぐところを凌いでいけました。今開催は上々かなと思います。記念を取ったここ松阪で300勝もできたし、いい縁がありますね。まだまだ選手は続けたいし、400勝を目指していきたい」
大塚玲
大塚玲は6562着でシリーズ未勝利。それでも最終日には単騎ながら、人気を集めた緒方将樹の番手に追い上げるなど、根性ある走りを披露。成績以上に清々しい表情を見せて4日間を振り返った。
「(最終日は)九州勢に付いていこうと思ったけど、緒方君が全然踏まないから、外へ追い上げてしまった。3コーナーで遅れたけど、我慢して踏んで良かった。今日は力を出し切れました。(4日間振り返って)やっとフレームやギアなどセッティングが決まってきた。今回はずっと毎日いじっていたので。兆しが見えてきました。こんなところで満足していたらダメですから」