ピックアップ GⅢ 防府 10/31

西岡拓朗
西岡拓朗は、2日目から補充出走ながら、3日目は1着で3連単294,350円、最終日は2着で352,140円と、高配当の使者となった。一時期のスランプから抜け出して、近況は上昇一途。この先も穴党は要チェックの一車となりそうだ。
「近況は(調子が)上がってきているし、中1日だけど来て良かった。2月に腰を壊して、かなり厳しい状態だった。本当にひどくて、真っ直ぐ首を上げられないような状態でした。それが6月に治って、だんだんと練習の上積みができて、今良くなっている。一時は94点くらいしか点数がなかったけど、やっと点数も上がっていい位置が回ってくるようになったし、もっと上げていきたいですね。ただ、来期はA級。まずは今期しっかりS級点を取って、点数を持った状態でA級を走りたいですね」

渡口勝成
23年玉野での代替記念を走っている渡口勝成だが、地元バンクでの防府記念を走るのは今回が初めてだった。勝ち上がりこそ初日に失敗したが、2日目には通算100勝を達成して地元ファンの祝福を浴び、充実したシリーズを過ごした。
「初日と3日目は失敗したけど、2日目は1着を取れたし、今日(最終日)も地元3人の先頭を任せてもらって(ラインで)決められた。(今シリーズは)自分の技術不足とか、レースの作れなさとか課題がいっぱい見つかった。(最終日は)ヨコの動きとかもできて発見もあったし、ありがたい開催になった。(2日目に節目の100勝も飾り)ここで決めたいと思っていたし、負け戦でも防府のファンの方の前でその姿を見せられたのは良かった」

町田太我
準決は森田一郎を突っ張り切れずに不発に終わった町田太我。悔しさの残ったシリーズだったが、最終日は課題に挙げる番手戦で1勝をマーク。地元の角宗哉の番手から判断良く自力に転じた。
「やっぱり踏み出しで口が空いている。そういうところは、もっと強い人の後ろだと致命傷になる。技術不足だと思うし、経験を積んでいきたい。人のタイミングで踏むのは難しいけど、そこはもっと詰めていかないと。やっぱり準決勝が悔しかった。競輪祭に向けてもっと(練習を)積み上げていきます」

清水裕友
連覇が一昨年で途切れて、今年の防府記念は清水裕友にとって例年とはまた違った心持ちで迎えた大会だった。初日特選から3連勝で勝ち上がって、完全Vなら通算300勝メモリアル。だが、それを阻んだのはまたもや松本貴治だった。完敗を認めて前を向き、リベンジを誓った。
「仮に初手で前が取れていたとしても、レースが動いていなかったと思うし、初手自体は思い通りにいった。出し惜しみはしなかったけど、優勝したかった。33バンクですし、(仕掛けた)距離も長くなかったので。でもタイミングはいい仕掛けじゃなかったし、難しかった。連覇していたときほどの変な緊張はなかったけど、また(地元記念の)優勝を積み重ねたかった。どこかでまた取り戻せたら」