• 静岡競輪場 KEIRINグランプリ201812/28〜12/30


ガールズグランプリ シリーズ展望

児玉碧衣が初戴冠

児玉碧衣

児玉碧衣

 今年10Vの奥井迪、13Vの長澤彩、11Vの山原さくらですら出場が叶わなかったほどハイレベルな争いを勝ち抜いた7名による頂上決戦。本命は、異次元のダッシュ、スピードで向かうところ敵なしの児玉碧衣だ。8月平でのガールズドリームレース、11月小倉でのガールズグランプリトライアルAとビッグを連覇中で、大一番でプレッシャーに弱いと言われたのも過去の話。今年も全員が自力タイプで展開は読みにくいが、自分が勝てるタイミングで一気に踏み出せれば結果は付いてくる。

 前回女王の石井寛子が大きな壁となる。頂点に立った事を自信に、石井寛はさらに進化。念願だった7月ガールズケイリンフェスティバルを制するなど、どんな展開にも対応できる自在脚にはさらに磨きがかかった。自分からレースを動かして流れをコントロールしつつ、最後は鋭脚を発揮する。

 昨年は12月があっせんしない処置で出場できなかった石井貴子は、その悔しさを今回にぶつける。5月平塚でのコレクションをVと持ち前の勝負強さは健在。思い切りのいい一撃で、初戴冠なるか。

 トライアルBを制して逆転で出場を決めたのが梅川風子だ。最近は流れを見ての仕掛けが増えたが、ここは挑戦者として先行で勝負するのでは。ガールズケイリンフェスティバル決勝のように、スンナリ先行なら敵の反撃は許さない。

 地元の大一番出場を目標に、1年間を戦った鈴木美教。昨年デビューの選手とは思えない冷静な走りに、勝負強さは伏兵に止まらない期待を抱かせる。もちろん、高木真備、尾崎睦も仕掛けがツボにハマるか、最終的に好位を確保出来れば勝ち切る脚はある。

出場予定選手

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