• 静岡競輪場12/28〜12/30


ガールズグランプリ シリーズ展望

4連覇を目指す児玉

児玉碧衣

児玉碧衣

 優勝候補の筆頭は児玉碧衣だ。12月防府の予選1ではガールズ4人目となる通算400勝を達成すると、予選2、決勝も勝って目下のところ34連勝中で、ガールズの連勝記録を伸ばし続けている。圧倒的なスピードを遺憾なく発揮して女王の貫録を示しており、ガールズグランプリ4連覇に向けて視界は良好。

小林優香

小林優香

 同門の小林優香が打倒児玉に闘志を燃やす。東京五輪に参戦するなど自転車競技中心の日程のため本業の競輪参戦は少ないが、今年は20走して17勝、2着3回。五輪直後だったのもあり8月平のガールズドリームレースでは児玉の後塵を浴びただけに、リベンジを果たしたいところ。15年京王閣大会以来となる2V目を飾るか。

 石井寛子は17年平塚大会の覇者。今年は年間を通じて充実していて、24Vを含む74勝を挙げている。卓越したハンドル捌きと鋭いまくり、差しで勝率は83%。ここ3年間のガールズグランプリは大敗続きだったが、今年のデキなら、一発は十分考えられる。

 自力攻撃の破壊力には素晴らしいものがある高木真備。連がらみの8割超が自力によるもの。今年は18V含む64勝を挙げていて、勝率は86%を誇っている。ガールズグランプリは過去4回参戦して3着2回。経験を生かして今年はそれ以上の結果を出したい。

 注目されるのは尾方真生だ。パワー溢れる自力勝負で他を圧倒していて、ガールズケイリンフェスティバルの予選1では逃げた児玉をまくりで仕留め着外に沈めている。同門の先輩である児玉、小林優との対決は見逃せない。

 小林莉子、坂口楓華はとにかく流れに乗っていけるかが大事。勝負所で好位を占めていられるように集中力を高めていく。

出場予定選手

ページトップへ