復活ムードの曽我圭に期待
各地区の戦力が拮抗していて非常に難解なシリーズ。曽我圭佑の機動力を評価して、地元の高木和仁との九州勢を重視。前期S級では苦戦した曽我だが、降級2戦目の1月玉野❷着では先行して粘り込むレースも見られ、力強さが戻って来た印象だ。当所は以前のドル箱走路でもあるし、積極的に主導権を争ってきそうな同型が手薄なここは押し切りVが期待できそう。高木も絶好のチャンスに闘志を燃やす。
京都コンビを推しても良さそう。徳田匠はムラ脚なのが難点だが、強地脚の持ち主で、先手を奪った時の末の粘りは確か。強敵を完封しての逃げ切りVでしばしば波乱を呼んでいる。昨年5月の落車で負った怪我の影響もあって精彩欠く走りが続いていた藤木裕も上向き気配。復活の道はまだ半ばだが、降級後はしぶとく決勝には乗っていて戦える状態だ。徳田を番手で睨みを利かせて連独占を目指す。
混戦必至なだけに、篠原龍馬、小川圭二の四国勢の出番もありそう。自力を出す機会は減った篠原ながら、降級してからは軽快な動きが目立っている。小川に前を任されれば自力自在に勝機を探る。関東勢も同様。今井聡、安部達也の埼京勢、城幸弘は自力自在戦で一発を狙う。今井は昨年末の落車から欠場が続いていて状態未知数だが、城は1月静岡で最後方から鋭いまくりを決めて優勝するなど乗れているので目が離せない。