浮島知を指名も激戦
実力互角で優勝候補は五指に余る。狙いは絞りにくいが、今年は7Vを飾り、連対率は約7割の浮島知稀を中心視した。後期の3Vはいずれも3連勝で、機動力には素晴らしいものがある。先行でもまくりでも力を発揮できるので、展開に応じた走りで優勝をものにしよう。ベテラン阿久津修が浮島とタッグを組む。9月は前橋、弥彦と初日特選を連勝すると、10月函館は❷着とオール確定板入りの準V。差し脚はしっかりしているので、浮島の仕掛け次第では差し切り可能。
自力攻撃の破壊力なら磯島康祐も引けを取らない。前期のS級戦では優参の実績があるだけに、さすがにA級では実力上位。今期は8月青森MN、同月川崎、10月青森でVをゲットしている。好スパートを決めての押し切りは十分だろう。
重倉高史が率いる中部勢も侮れない。重倉は今年5Vを達成している実力者。自力勝負のみならず番手飛び付きと何でもこなすだけに、ここも総力戦で勝機を見い出す。