混戦も佐々木亮を指名

佐々木亮太
優勝経験がある125期生3名を中心にV争いは混戦気配だが、2度の完全Vがある佐々木亮太を本命視する。本格デビュー以来予選は負けなしで、優出を逃したのは1度のみと安定感は抜群。デビュー当初はまくりの印象が強かったが、近況は積極策で力を付けているので、ここも同期を相手に積極果敢な走りをみせよう。
対抗格は佐々木と同様に2世レーサーの三木健正だ。9月別府では同期の伊東佑、小川三という複数回Vのある実力者を相手に逃げ切り完封し、3連勝で初Vを飾った。ここは中四国結束で葛西雄太郎とタッグを組んで上位独占といきたい。
地元からは中西勇が登場。本格デビュー後4場所は予選での白星もなかったが、9月高松で予選で逃げ切り勝利をつかむと、準決ではまくりで同期の川田真を粉砕。その後の9月別府こそ優出を逃したが、直近5場所は10月松山MNでの初Vを含めて、確定板を外していない走りを披露している。
新鋭の力が互角なだけに、モツれるようならば別線の出番も十分だろう。前期2班の阿久津浩之は、準決敗退も目立つ一方、今期5優参のうち1V、準V、決勝3着が2回ずつとそのすべてで確定板入り。11月西武園の優勝は番手戦であったが、新鋭相手でも通用するだけの力がある。