将来性豊かな中石湊

中石湊
今シリーズの主役を務める中石湊は、トラック短距離の強化指定選手「B」に選抜されている好素材。チャレンジ戦を最短の3場所で卒業すると、1・2班戦でも勝ち星を積み重ねたが、10月取手1❸着で連勝は8でストップ。一気にS級には駆け上がれなかったものの、A級ではスピードは際立っている。主導権を握って押し切る公算が大きい。中石には同郷の荒澤貴史と、金澤幸司が続いて北日本ラインを形成する。荒澤はS級で優勝経験がある実力者で、降級初戦の1月静岡では、❷着と格上の走りを披露している。北海道コンビでの連独占は十分だ。
米嶋恵介も前期はS級を張っていて、同格戦では一発があった。自力基本の競走ながら位置取りにも意欲を見せている。経験値を活かして中石撃破を狙う。中四国スジで近藤誠二が米嶋をマークか。