Vは譲れないホームの山口拳

山口拳矢
大垣がホームバンクの山口拳矢は負けられない3日間だ。25年は逆襲ののろしを上げた1年。1月立川、8月富山でG3制覇。F1戦は5回優勝し格の違いを見せつけた。G1戦線では決勝へ勝ち上がれず2度目のタイトルに手が届かなかったが、反撃の足場は築いた。トップスピードと、レース展開を読む競走センスは抜群。走り慣れた地元バンクで、得意のまくりをさく裂させる。川口公太朗が食い下がり、地元ワンツーフィニッシュを狙う。
地元勢を脅かすのは自在脚が冴えわたる高橋築。まくり、差しにウエートを置き、後方に立ち遅れることが少ないタイプ。自ら踏み上げていくよりも、惰性をもらってまくると一発がある。関東勢が手薄で数的不利は否めないが、混戦メンバーなら持ち味を発揮しそうだ。
九州勢は戦力充実。先行力ある林大悟を先導役に、差し脚が安定している小川勇介、タテ脚が健在の中川誠一郎と役者がそろう。がっちりスクラムを組んで戦えれば、波乱を呼ぶことも。
実力者の山崎芳仁は落車による怪我で、昨年末は長期欠場。どこまで復調してくるか。完調なら飯野祐太との福島タッグでV戦線に風穴を開ける。
近畿勢は上昇著しい徹底先行の谷内健太がキーマン。好連係を見せれば、中井太祐が番手有利に抜け出すシーンもありそうだ。







