小埜正の底力期待

小埜正義
今シリーズの中心に期待したのは昨年後期にS級で奮闘していた小埜正義だ。降級した今期は追い込み基本の競走で安定した戦績を残している。1月小田原では逃げた栗本尚宗の番手で巧みなけん制をこなしてから抜け出し優勝。番手有利な展開ならもちろん、多少不利な流れになってもコースさえ確保できれば鋭く伸びている。当所は23年8月にミッドナイトで優勝しておりバンクの相性も良好だ。今シリーズは3月に特別昇班した新鋭の大塚城と連係できそう。大塚はこのクラスでどこまで先行力が通用するか未知数だが、チャレンジレースでの勝ちっぷりが良くポテンシャルが高いだけに勝ち負けできるだろう。経験値が高い小埜は大塚を好リードして勝機をたぐり寄せる。
121期の在所1位でスピードが光る塩崎隼秀もV候補の一人。逃げとまくりをバランス良く使い分けることができるタイプで、戦法の幅が広い。3月小倉決勝では猿樂楓の先行を利して優勝を飾っており、そつなく番手の競走もこなしている。青森は初登場になるが、高いトップスピードを生かして一発を狙ってくるだろう。ベテラン健在の小川圭二が食い下がり四国ワンツーを目指す。
地元の期待を一身に背負うのが徹底先行でパワーアップしている小笠原一真だ。昨年4月の地元戦は初日予選を逃げ切りでクリアしたが、準決勝で敗退。あれから1年で大きく成長しており、今度こそ決勝に進出してⅤ争いに加わりたい。タテ脚を秘める白石大輔が小笠原をバックアップする。
ガッツマーカーの佐藤健太はコースを探して虎視眈々と強襲を図る。3月静岡決勝は繰り上がりで優勝。久々の美酒に酔いしれ、ここから上昇ムードといきたい。原井剣也や上吹越俊一を目標にして差し脚を伸ばしてくる。
手堅いマークで先行選手からの信頼が厚い三谷政史が侮れない。番手の仕事に定評があり、的確なブロックで別線の巻き返しを阻んでいる。今期失格1回の足かせがあるだけに奮起したいところ。
今期は12年ぶりのA級戦となる白岩大助は展開が鍵を握るか。同県の藤田竜矢と好連係なら直線でしぶとく突っ込んでくる。









