G1最高峰の戦いが平塚で開幕

郡司浩平
競輪界の中心選手として君臨してきた脇本雄太が欠場。これで最近の近畿勢優位の流れは変わりそうだし、南関勢は大会を盛り上げていくという責任感もタイトル奪取に向けてのモチベーションも一層高まる。昨年末のグランプリを単騎で獲った地元エースの郡司浩平は地元の大一番に向けて時間を掛けて仕上げてきているので、万全の状態で臨めるだろう。自力でも番手戦でも与えられたポジションで集中力を高めて、一昨年の全日本選抜以来のG1タイトル戴冠に闘志を燃やす。郡司とともに南関ラインの軸になる深谷はウィナーズカップを制覇。膝の状態の不安が解消し練習の強度が上がってきており、さらに調子を上げてくるだろう。前後を入れ替え可能で、ともにロングスパートは得意な2人が地区の浮沈の鍵を握る。もちろん、南関はこの2人だけではない。総勢22名の大所帯で、前S班の岩本俊介や20年当所グランプリ覇者の和田健太郎、勢いがある渡邉雅也に、根田空史、松井宏佑の機動型や小原太樹、松谷秀幸、和田真久留ら地元勢かも目が離せない。

吉田拓矢
吉田拓矢、眞杉匠のS班コンビが、今の関東勢の顔。この2人は4月西武園記念の決勝でも連係してワンツー。吉田が今年2度目の記念Ⅴを飾っている。眞杉も続く武雄記念を優勝していて目指す状態に近づいてきた。両者の前後はケースバイケースとなりそうだが、強烈ダッシュが光る吉田のダービー連覇へ視界は良好だ。また、関東勢は佐々木悠葵、森田優弥、小林泰正、杉浦侑吾も大駆けの期待を持てる。

古性優作
脇本を欠くこととなったとはいえ、S班3人を擁する近畿勢は相変わらず強大な勢力だ。古性優作は準Ⅴだった全日本選抜から本人の求める状態となり、ウィナーズカップも決勝に進出し、4月伊東記念では完全Ⅴ。トレードマークとする隙のない自力自在戦で勝ち上がっていき、決勝で寺崎浩平との連係が叶えば大きくⅤへ近付く。ウィナーズカップ以降は走っていない寺崎の仕上がりは未知数ながら、S班の機動型だけに底力は並みの選手とは違う。
中四国勢は清水裕友に、太田海也、犬伏湧也、松本貴治、石原颯、町田太我とタイトルに近い機動タイプがそろっている。ワールドカップ第2戦のケイリン、スプリントで銀メダル獲得と世界トップのパワーを有する太田や、好調持続の犬伏の仕掛けがハマれば、流れは中四国勢。清水や松本にもチャンスが巡ってくる。
新S班の阿部拓真を筆頭に、新山響平、菅田壱道、中野慎詞、新田祐大、佐藤慎太郎らの北日本勢も侮れない。3月豊橋記念を逃げ切りVの新山や中野がキーマンか。
エース嘉永泰斗に荒井崇博、山田庸平、北津留翼、山崎賢人らの九州勢や、個の力でも戦える山口拳矢らも軽視はできない。


















