GⅠ連覇を目指す地元古性優作

古性優作

吉田拓矢
参加全選手が一次予選からスタート。2走の合計ポイント上位者が「青龍賞(東日本)」、「白虎賞(西日本)」、二次予選に進出する概定。主力が一次予選で敗退という波乱も起こりうるが、GⅠともなればⅤ争いに絡んできそうな選手は絞られてくる。主役に最もふさわしいのは古性優作だろう。昨年のサマーナイトフェスティバルで落車してからの古性は求めるデキには仕上がらず試行錯誤が続いた。それが全日本選抜の2走目に手応えをつかむと、そこからは上昇一途。念願だった日本選手権を初優勝してみせた。決勝は単騎となりながら俊敏なレース運びで勝つ形を作っていったもので、古性ならではだった。こうなれば3年ぶり3回目の地元GⅠ優勝をさえぎるものはない。近畿勢にとっては脇本雄太が相変わらず肘の怪我の影響を引きずっていることだけが不安材料。5月宇都宮記念で吉田拓矢-眞杉巧の二段駆けを打ち破って記念初優勝を成し遂げた寺崎浩平は日本選手権より状態を上げて臨めそうだし、南修二も悪い流れは断ち切った。昨年大会覇者の脇本にしても戦える最低限のデキにあれば、快速まくりが炸裂の場面を期待していいだろう。
日本選手権、宇都宮記念でも近畿勢にしてやられた関東S班コンビが燃える。吉田の切れ味は宇都宮の準決でまくって上がりタイム13秒6を出したほど。どこからでも伸びてきて1着争いに加われる。眞杉も積極策を中心にタテヨコ厳しい攻めが猛威を振るいだして、共同通信社杯の準Ⅴから連対ラッシュ。賞金ランクでも古性、吉田に次ぐ3位に入っているほどだ。佐々木悠葵、鈴木竜士らも含めて決勝では関東の力を結集したい。
犬伏湧也、太田海也を筆頭にトップクラスの自力型王国と化した中四国勢。ナショナルチームのエースとして、来日中のラブレイセン、リチャードソンと世界の舞台でしのぎを削っている太田、日本選手権での不振を即座に振り払ってみせて自信を取り戻した犬伏。大型大砲2人を松浦悠士、清水裕友が盛り立てていくラインは強力というしかない。
南関勢は郡司浩平、深谷知広が変わらず地区をけん引していく。全プロ記念のSPR賞では郡司の思い切った先行策に乗って深谷が勝っている。ともに勝ち上がって息の合った連係策が見られれば他地区勢にも十分対抗していける。
北日本勢も新山響平、阿部拓真が6月久留米記念決勝でワンツー、日本選手権で菅田壱道、渡部幸訓が決勝に進出するなど好材料が多い。中野慎詞も少ない参戦機会に力を発揮したい。
鋭い仕掛けを連発の嘉永泰斗を軸に、山崎賢人、荒井崇博、山田庸平ら九州勢も戦力充実。
中部はやはり山口拳矢、浅井康太の奮起に期待がかかりそう。














