世界王者のラブレイセンが断然

ハリーラブレイセン
初来日となった6月防府で凄まじいスピードと抜群の機動力を披露し、完全Vを飾ったラブレイセンが今回の競輪ワールドシリーズの主役だ。24年のパリ五輪でのケイリン、スプリント、チームスプリントをはじめ、五輪で5つの金メダル、世界選では実に20個の金メダルを獲得とこれまでもいなかったような自転車競技短距離種目の絶対王者。まだ底を見せていないだけに、ここも力の違いを見せつけよう。逆にリチャードソンは、6月小倉1着、7月青森2着と苦戦気味。それでも同月伊東では予選、準決を連勝。特に準決では
世界最速の称号を持つリチャードソンらしい上がり9秒1の豪脚を披露した。舞台は再び400バンクに戻るものの、4場所目で徐々に感覚をつかんでくれば、ラブレイセンとともに世界最強コンビでシリーズを持ち上げる。
対する日本勢は、地元の鈴木玄人をはじめ、佐々木悠葵、雨谷一樹と戦力充実の関東勢。佐々木の抜群の機動力に乗って、鈴木が抜け出す場面があってもいいだろう。
また、ナショナルチームに所属する中石湊は、4月のワールドカップ第3戦のケイリン準決勝でラブレイセンから大金星を挙げている。和田圭の援護を受けて大物食いがあるか。
ガールズ戦は、世界選手権ケイリン2連覇中でグランプリスラマーの佐藤水菜に、昨年の世界選手権3冠のファンデルワウ、22年世界選手権スプリント覇者のグロが激突する見逃せないシリーズとなりそうだ。






