検車場レポート
飯野 祐太 福島 90期 |
箱田優樹、中島将尊の両ラインでもつれたところを酒井雄多が打鐘前からカマして主導権を握る。4番手以下は車間が大きく空いて完全に福島勢のペース。番手絶好となった飯野祐太が車間を空けてガードしてから追い込んだ。
「酒井のおかげですね。思いのほか落ち着いていたし、流さないで駆けてほしいって思っていたら、その通り踏んでくれました。ラインで決まるように、(別線のまくりが)来た時はしっかり止めようと。そこはしっかり考えてました。常に練習はできているので状態はいいです」
逃げた酒井雄多は3着。福島ラインを上位独占に導いた。
「びっくりするくらいカマシ頃になりました。イエローラインを下って駆けられました。400メートル踏んだので、最後はヘロヘロでした。3月松山記念で落車して4月は良くなかったけど、そのあと1カ月半くらい健康な状態で練習できたので、それが身になってます」