検車場レポート
野原 雅也 福井 103期 |
赤板で5番手の野原雅也が動いて叩きに出るが、取鳥雄吾が突っ張る。野原が井上昌己とからんでいたところを松井宏祐が仕掛ける。松井の先行策だが、中村浩士は付け切れない。番手には取鳥が入って最終ホームを通過する。4番手で立て直した野原が、バックからまくりを打って松井をとらえた。
「落車のあとで不安はあった。2車のラインでやれることは限られてもいたんで…。33バンクも久しぶりだったので、手探りだった。内容は良くないけど1着はうれしい。またセッティングとかを見直します」
援護を失った松井宏祐は、近畿コンビにのみ込まれて3着。
「(初めての前橋バンクは)室内の33で駆けやすいかと思ったけど、そうでもなかった。外と同じような感じで軽くなかった。出切るまでに意外と脚を使ってたんで、最後は踏み切れなかった」