検車場レポート
岡村 潤 静岡 86期 |
打鐘で久木原洋が押さえた上を川口公太朗が切って先頭へ。出切って流した川口に対して、根田空史が4コーナー付近から一気に巻き返す。猛スピードで出切った根田に別線は釘付けで、最後は番手で車間を空けていた岡村が詰める勢いのまま交わして1着をゲット。
「スタートで良い位置が取れましたね。根田のカカりも良かったし、上野(真吾)がいたから車間を切れた。前と後ろのおかげです。ダービーに持って行く予定だった新車を使っているんですけど、それの感触が良いですね」
根田空史は別線を完封する逃走劇で2着。新型コロナウイルスの影響で思うような練習が出来なかったようだが、ひとまず予選をクリアして安堵の表情。
「バンクを走ること自体が久しぶりだったんですけど、朝ゆっくりバンクで練習することができて感覚を掴めた。3車だったし初日は少し長い距離を先行できればと思っていた。500バンクなので差されるのは仕方ないけど、もう少しゴール前で良い勝負ができれば良いかな。バンクで練習できないマイナスはあるけど、この感じなら悪くはないのかな」