検車場レポート
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| 岡村 潤 静岡 86期 |
後ろ攻めの根田空史が中団から動こうとした原田研太朗を封じ込めて打鐘からピッチを上げる。菅田壱道が5番手の位置で車間を空けて間合いを取っていたが、原田が7番手から先にスパート。ジワジワとまくり上げる形となったが4番手にいた坂口晃輔が外を踏み込み原田は後退。根田をリードしていた岡村潤が外をひと振りしてそのまま返す刀で抜け出した。
「根田のカカリも良かったので後ろを確認して大丈夫かなって。あと飛んでくるのは（菅田）壱道か坂口かなって。ちょっと早いかなって思いましたけど、獲りにいきました。福田のコースも考えて。ラインのおかげで小さなチャンスをモノにできました。あの時（2016年6月の別府記念）も3番車だったのでまた（優勝が）あるかなってプラスに考えて。毎年11月、12月は調子が良くなるのでそれを確認できて良かった」
菅田は中団の位置から直線でシャープに追い込むも2着まで。
「2コーナーで行く気はなかったので。やっぱり優勝を狙うならまくり追い込みかなって。橋本さんに当たられたのが痛かったですね。あれでスピードが鈍ってしまった。でもやっぱり根田もカカってましたね」
岡村を追走した福田が内を締めながら踏み込み3着に入線。
「根田のやる気が凄かったし強かったですね。（赤板の所も）冷静に対応してたし、根田の気持ち勝ち。坂口がきたのが見えたので、先に内へ入らせてもらって岡村さんが踏むのを待ってから踏みました」