検車場レポート
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| 吉本 哲郎 広島 84期 |
松岡篤哉が後ろ攻めから上昇すると中団の吉本哲郎が合わせて動き中団をキープ。久木原洋は後方に車を下げて隊列が落ち着くと、松岡が打鐘からピッチを上げて主導権。吉本は最終1センターからまくり上げると、3コーナー過ぎに逃げる松岡を捕らえて追走する西田雅志を振り切った。
「スタートで失敗して松本（大地）さんに前を取られた。どうしようかなって思ったけどとりあえず動いて中団に。クッキー（久木原）がカマしてくればそこにスイッチしてと思っていたけど、来なかったので。（300勝を達成）やりましたね 昨日もし勝っててもどうせ（坂本）健太郎の４００勝にかき消されていたと思うし今日で正解でしょ（笑）」
2着の西田は吉本を強さを称えながらも悔しそう。
「本当は前受からドカッて作戦だったけど、取れなくてどうするかなって思ったけど臨機応変に走ってくれましたね。悔しいけど強かった。俺が300勝を阻止してやろうと思っていたのに踏み直された。タイムみて11秒前半じゃなかったらショックです」