検車場レポート
東口 善朋 和歌山 85期 |
真夏の夜の祭典『サマーナイトフェスティバル』が開幕。注目のオープニングレースは3コーナーから内を突いた東口善朋が抜け出して白星を掴んだ。
レースは赤板過ぎにインを切った渡邉雄太を、中井俊亮が打鐘前で叩く。後方からすかさず巻き返した金子哲大が中井を叩いて最終ホームで先頭に。3番手に収まった中井がバックから仕掛けるが、車の出は一息。3コーナーで内を突いた東口が金子を内から抜き去って1着でゴールを駆け抜けた。
「気持ち入れて走っていたので1着で良かった。鐘の3コーナーで振ったあとに誰も仕掛けてこなかったので車体故障をさせてしまったと思ったが、それでも上手く走れた。俊が仕掛けて行って詰まったので、番手にいこうと思ったら金子君も外線を外していたので内へ行った。雨なので感じは掴めなかったが、皆同じ条件の中で1着を取れているので悪くないと思う」
2着には2センターから外を踏み込んだ渡邉雄太が食い込んだ。
「中井さんが仕掛けて行ったのと、東口さんのしゃくっていったのでタイミングを逃しました。自力っていうよりは付いていっただけ。今日は切ってペースで駆けても良かったが、赤板だったのでひとつ出させてからって思っていた。庸平さんが横にいてあれって思ったけど、慌てずに走れた。最後前を差せていないので状態はもうちょいです」