検車場レポート
新山 将史 青森 98期 |
前受けから5番手まで車を下げた嵯峨昇喜郎は打鐘4コーナーから一気に巻き返す。先行態勢に入っていた嶋田誠也を叩き切ると最終バックで誰も仕掛けられず、絶好展開を迎えた新山将史が差し切りオープニングレースで200勝を達成した。
「6月の青森G3でミスがあったので、色んな先輩や、師匠から甘さを出すなと言われていた。2着に嵯峨君を残せなかったのは技量不足。ホームでびりびりしたが、そこからは余裕があった。風を切っていないので、調子はよくわからないが、離れずに差せたので、悪くない。前のおかげですね。助かります。復帰戦よりも嵯峨君が練習で強いのを知っていたので、そっちで緊張した」
嵯峨昇喜郎は1周駆けて3着に沈んだことを反省する。
「すんなり出れると思ったら、合わされ気味になって思ったより出なかった。風が一番苦手。4コーナーからホームにかけて横風吹いている。新山さんが1着で良かったけど、このメンバーなら押し切らないと。末脚が甘いですね。道中回しているつもりが脚にきていたので、ローラーに乗って改善したい」