復調の兆しを見せる

　3月18日にTIPSTAR DOME CHIBAで「PIST6 Championship 2022-23」EXTRA STAGE ラウンド6の1次予選が行われた。1Rには地元の伊勢崎彰大が出走し、力強い先行策を披露して今年初白星を飾った。
　
　レースは残り3周でペーサーが退避しても各選手の動きはなく、残り2周半で動いた猪俣康一がインを切り渡辺正光がその動きを追走。伊勢崎は2車を受けて3番手を確保し残り1周半でスパートを開始。残り1周前には先頭に躍り出て、迫る内村泰三を振り切り先頭でゴール線を駆け抜けた。

　「自分のタイミングで仕掛けられたし、出切ってからもスピードを落とさず走れた。ギアも重たく感じなかったし、もうちょっとスピードも上がりそう。体を絞ってきた成果があった。前回は北野（武史）さんが表彰台に入っていたし、今回は自分も表彰台に入りたい。競輪も含めて今年に入っての初勝利だし、逃げ切れたのは自信になる。コンディションも絶好調の時に近い」

　年始に体調不良に陥り低迷していた伊勢崎だが、今シリーズは一味違う。1次予選では力強い逃げ切りと復調の兆しを見せており、今年初勝利をきっかけに”千葉のお祭り男”が復活の狼煙を上げる。

• 選手詳細データ

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  伊勢崎彰大 選手千葉・81期