打倒・河端朋之へまずは1次予選を快勝

　3月30日にTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2023 ラウンド43の初日が行われた。3Rの1次予選には優勝候補の一角・堀江省吾が出走し、残り2周からのロングスパートで後続を完封し、白星スタートを決めた。

　レースは残り3周でペーサーが退避すると、6コースの伊勢崎彰大がインを切ってペースが緩む。2番手にハマった小玉拓真はすかさず伊勢崎を押さえると、その動きを追った堀江が一気にスパート。残り2周で小玉を叩くと、コース順で追った山本健也－冨尾享平まで続き、4番手以降は大きく口が空く。最後は堀江が後続を寄せ付けずに力強く逃げ切った。

　「伊勢崎さんに付いていってそのまま行こうと思ったけど、小玉さんが動いてくれたので仕掛けやすかった。最後まで踏めているし、かなり感じはいい。あともう一走して脚に刺激を入れてしっかり休めば、最終日はさらに上向いてくると思う。予戦は長い距離を踏んで感触を確かめたい。河端（朋之）さんと戦うにはもう一踏み欲しいけど、どうにか対抗できるぐらいの状態にはある」

　前回のPIST6 2023 ラウンド39では4連勝で大台の10Vを達成し、自らの持つPIST6の最多優勝記録を更新。今シリーズは河端朋之との初対決に向けて気合は十分で、2次予選も持ち味の先行力を発揮し連勝で準決勝へと駒を進める。

• 選手詳細データ

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  堀江省吾 選手長野・119期