地元の大舞台でファンに応える

　8月9日(火)から西武園競輪場で『第65回オールスター競輪』が開幕。初日のメイン10レースはファン投票によって選ばれた上位9名が激突する『ドリームレース』。

　ファン投票で1位に輝いたのは地元の平原康多（埼玉・87期）。昨年に続き、2年連続でファンの人気を集めた。

　「今年もファン投票でまさか1位に選ばれるとは思っていなかったですし、ありがたいですね。強い若手も出てきていますし、もう自分が1位に選ばれることなんてないと思うんで（苦笑）。しっかり頑張ります」と投票してくれたファンに感謝を示した。

　玉野でのサマーナイトでは一度も確定板に乗れず振るわなかったが、前回の弥彦記念では優勝。「サマーナイトであった落車の影響を修正、修正した成果がでた」と軌道修正した結果を示してみせた。

　前回を終えてからここまでは「足りないところを上積みできるように。（足りないところは）故障した部分を元に戻すようにですね」とさらに整えて地元での大舞台を迎える。
　「今回は地元、地元って言われますけど、自分の中ではいつもと変わらない感じですね。少しは緊張した方がいいのかなってくらいなので。いつも通り戦っていきたいですね」

　西武園は普段から練習で汗水流しているバンクで「（西武園は）練習と競走で違うと感じるバンクで難しい」と話したが誰よりも特性は熟知。

　『ドリームレース』は前回の弥彦記念の優勝をもたらした吉田拓矢に前を預け、後ろを「過去の関係性を考えて」と佐藤慎太郎が固めたことで充実ラインの形成し、昨年の『ドリームレース』では連係した強敵・脇本雄太を迎え撃つ。

• 選手詳細データ

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  平原康多 選手埼玉・87期