「やっと勝てて良かった」

　3月10日から小倉競輪場で開催されているF2ミッドナイト競輪の最終日第6レースにて、地元の是永幸寛（福岡・94期）が節目の200勝を達成した。

　レースは初手で中団を取った神開一輝が後ろ攻めの山崎駿哉をけん制しながら、打鐘目掛けて一気に先制。最終ホームで山崎が巻き返すも及ばず、まくってきた猪俣康一を止めた是永幸寛が抜け出して節目を達成した。

　「神開君が頑張ってくれたので。付いていくだけでした。梶原さんにも感謝ですね。まさか小倉で取れると思っていなくて。調子もずっと悪くて。何とか良かった。小倉は気持ちが違うし、練習もいつもよりできたので。結果も残せて良かった」とレースを振り返り、ラインへの感謝と喜びを語った。

　「199勝までは負け戦でも勝てたりしていたんですけど、そこから急に勝てなくなって。怪我から復帰してからボロボロで。記者の人たちからも開催毎に今回こそ200勝って言われ続けて…。やっと勝てて良かった。ホッとしました。100勝もここなんですか？　全く覚えていないですね(笑)」と199勝を挙げた24年7月17日から、約8ヶ月を経ての200勝。この1着をキッカケにして201勝目を目指す。

• 選手詳細データ

• 
  是永幸寛 選手福岡・94期