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2026年2月19日 18時44分

第41回読売新聞社杯『全日本選抜競輪』が開幕 ~熊本競輪場~

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脇本雄太
前年度覇者の脇本雄太が今年も存在感を示す
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寺崎浩平
今年の目標を明確に定める寺崎浩平

昨年の大会は近畿6名が決勝に勝ち上がっている

 2月20日から熊本競輪場を舞台に第41回読売新聞社杯『全日本選抜競輪(GI)』が幕を開ける。昨年の当大会は近畿地区から6名も決勝に進出して、別線勝負を演じていた。今年も近畿旋風が巻き起こるのか、初日から熱い走りに注目したい。

 脇本雄太は昨年の全日本選抜競輪を制して、グランプリスラムを達成。輪界の歴史に残る開催となった。今年は10レースの特別選抜予選からスタート。昨年、前橋で行われた寛仁親王牌のアップ中に転倒し、左肘関節の脱臼骨折という大怪我を負い、昨年末のグランプリは大敗を喫してしまったが、今年に入ってからは和歌山記念、いわき平記念と、記念連続優勝の勢いに乗っている。
 
 「いいスタートを切れているとは思うけど、自分の状態的にはまだまだ満足のいくところではないので、なんとかしたいですね。平記念の翌日に掛かりつけのドクターのところに行って精密検査をした結果、全然骨が引っ付いていないということでした。(奈良記念は)大事を取って休んでくれということだったので欠場しました。(怪我をした左肘は)まだ10%にも満たないぐらいの回復度。痛み自体は引いているので、そのあたりは、まだいいところかなと思います」

 状態は、万全とは言えず、走り方に制限があるなかでもハイパフォーマンスを披露して、しっかりと結果も出している。新しくなった熊本バンクを走るのは2年前の『火の国杯争奪戦』以来2度目となるが、早めにバンクの感触をつかみたいところだろう。初日は細切れの激戦となったが、新S班となった南修二とワンツーを目指す。

 「400の中でもかなり特殊なバンクだと思うので、早めに感覚をつかみたい。(初日特選は)自力で頑張ります。(南とは)1月にすでに何回も連係しているので、なるべくワンツーできるようにしたいけど、自分の今の状態も含めて、自分らしいレースをすることを優先に頑張りたいと思います」

 12レースの特別選抜予選に登場するのは昨年大会で準優勝の寺崎浩平。新S班として今年一発目の開催となった立川記念は途中欠場となってしまったが、次の大宮記念では準優勝と立て直しに成功している印象だ。

 「立川はすごい感触が悪くて、腰痛も出ていました。大宮はそれよりはいい感じで走れたと思います。自転車はそんなにいじってないので、体とかメンタルの問題の方が大きいので、そこを調整しています。去年の後半がそんなに良くなかったので、そこの立て直しをしているみたいな感じです。(大宮記念のあとに)また腰痛が出て、その治療とやれることはやってきました。(直前の感触は)悪くはないと思います」

 寺崎は昨年のこの大会から流れをつかみ、念願のG1タイトルをつかみ獲ったといっても過言はない。「今年は自力でG1タイトルを獲りたい」と目標を明確に定めて、今年一発目のG1シリーズに挑む。

 「今年一発目のG1なので、ここでいい結果を出して、今年のいい流れを作れたらなって感じですね。(熊本バンクは)初ですね。今さっき走った感じはだいぶクセが強かった。明日(初日は)12レースですし、その前のレースの決まり手とか、レースの流れを見て考えたいと思います。自力で獲るための準備はしてきたつもりです」

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細川和輝記者

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