新山響平が暴風雨の超細切れ戦を制す ~豊橋競輪場~


代名詞とも言える突っ張り先行で通算7度目のG3制覇
3月31日に豊橋競輪場で開設76周年記念「ちぎり賞争奪戦(GIII)」の最終日が開催された。決勝戦は北日本トリオのみにラインができて、その他6名は単騎の超細切れ戦となった。暴風雨の中で行われた一戦は、新山響平(青森・107期)が突っ張り先行で逃げ切りV。2025年10月の松阪記念「蒲生氏郷杯王座競輪」以来となる通算7度目のG3制覇を達成した。
【レース経過】
号砲が鳴り1番車の阿部拓真が飛び出しスタートを取り、北日本勢が前受けからレースを進める。その後ろは単騎勢の月森亮輔、鈴木竜士、山田英明、皿屋豊、山田久徳、和田真久留の順で並ぶ。最後方となった和田は青板2センター付近から上昇を開始するが、新山響平が突っ張り、内に降りた和田は根本哲吏と接触し後退。突っ張った新山はそのままペースで駆けて、5番手に位置した鈴木が最終ホームからスパートし山田も口が空きながら追っていく。新山は鈴木に合わせて一気に踏み上げると、鈴木が阿部を外からキメて新山の後位を確保。直線では番手に入った鈴木が抜きにかかるが、新山が踏み直して1車身差をつけて逃げ切った。
【優勝者 新山 響平インタビュー】
「前を取って貰えたので、一番簡単に組み立てを考えられるし、突っ張ってしまえば北日本にチャンスかなと。前を取れなかったら悩んだけど、前を取れたのが大きかったです。あの位置で前に出られてもめんどくさいし、前までこないように踏みました。後ろで音がしたけど、モニターで確認してから落ち着いて仕掛けました。向かい風だけど、ホームで仕掛けてくるかなと思っていたし、落ち着いて見られましたし、結果的に(鈴木を)合わせられた。結構引き付けたのでダッシュのタイミングで(鈴木に)降りられたから阿部さんは難しかったと思う。優勝を狙っていたので、追い風と向かい風を上手く使って最近の中では上手く走れたし、割と良かったと思う。中部地区は僕に優しいですね。今回は流れが良かったし、運がいいのかなと。決勝も先行一車でしたし、自分に向くようなシリーズでしたね。最近始めた練習が効果として出ているのは感じているので、続けていけばもっと良くなるのかなと。G1で結果が出ないと自信に繋がらないので、G1で結果を出したいと思います」

髙野航記者
選手詳細データ
新山響平 選手 青森・107期















