第80回日本選手権競輪 2日目10R特別選抜予選は古性優作が制す ~平塚競輪場~

シビアな立ち回りで別線攻略に成功
5月2日に平塚競輪場で第80回日本選手権競輪のシリーズ2日目が行われた。ゴールデンレーサー賞への切符をかけた10レースの特別選抜予選は古性優作(100期・大阪)が、赤板付近から俊敏な立ち回りを披露して別線を翻弄。深谷知広の後ろに飛び付き、最終ホームで松井宏佑から番手を奪い取ると、直線でシャープに抜け出した。
後ろ攻めとなった嘉永泰斗が赤板手前から上昇していくと、古性は深谷の動きに合わせて動き、俊敏に松井の懐へ潜り込む。地元の意地がある松井は、懸命に抵抗したが、最小限の動きで対応した古性が深谷の番手を奪い取る。最終ホーム手前から巻き返しを狙った松浦悠士であったが、気配を察知した深谷が合わせ切る。最終3コーナーから嘉永がまくり上げていったが、2センターで松浦と接触した南修二と岩津裕介が落車するアクシデントもあり、外に膨らんだ。外でへばりついていた松浦をさばいた古性が深谷の番手から抜け出してゴール線を一番に駆け抜けた。
「理想では、きれいにレースができればと思っていましたし、5番(松浦)がいいタイミングで来ていなかったら、バックを取るつもりでレースをしていました。(松浦が)いいタイミングで来たなって思ったし、その前に自分で仕掛けられればいいんですけど。松井君も何回も追い上げに来ていて、自分の間合いを作れなかった。(初手は)5番が前か、後ろかでしたけど、前を取ったらああなるかなと思ってた。最後に踏み込んで、南さんとワンツーかなと思ったけど、ゴールして後ろを見たらいなかったんで、素直には喜べないです。(直前の練習は)数値的には最近のなかでは良かった」
2月の全日本選抜から良化の兆しを見せていた古性は、伊東記念を完全優勝して確かな手ごたえをつかんでいた。前回の西武園は過密スケジュールであったため、疲れが見えていたが、しっかりと大一番に間に合わせた。3日目は休養日となり、4日目に行われるゴールデンレーサー賞でも高いパフォーマンスを披露してファンを沸かせてくれるだろう。

細川和輝記者
選手詳細データ
古性優作 選手 大阪・100期















