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2026年6月16日 19時20分

確かな手ごたえをつかんでいる嘉永泰斗が好発進 ~岸和田競輪場~

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嘉永泰斗
3日目の戦いに向けて体を休める

「練習の感触的にはここ数年で一番良かったですね」

6月16日に岸和田競輪場で第77回高松宮記念杯が幕を開けた。初日の4レース一次予選1に登場した嘉永泰斗(熊本・113期)は後ろ攻めを余儀なくされてしまったが、判断良くレースを進めながら鋭いまくりで逃げる石原颯を力でねじ伏せる。荒井崇博に交わされてしまったものの2着で9ポイントを獲得した。

「(石原は)すかさず来るかなと。そしたら(石原がすぐに来なくて)思ったより泳がされた。あとは自分の行けるところからっていう感じだった。飛び付いた感じも、(まくりで)踏み出した感じも悪くない。今日(1走目)でアタリができたと思うんで、明日以降ですね」

前検日から「前回の久留米は、準優勝だった函館のときよりも感覚が良かった」と話していて、着以上の手ごたえをつかんで今シリーズに臨んでいた。

「久留米記念のときに同期の福永(大智)君がいて。少しハンドルを送ったらって言われたので、いじったら良くなりましたね。それまではハンドルを少ししゃくっていたんですけど、ハンドルを送ったら自転車が流れるようになって、上半身の力みがなくなりました。練習でも同じサイズのフレームを使っているけど、練習の感触的にはここ数年で一番良かったので。去年、寛仁親王牌を取った時よりもいい感じでした」

今年から新S班として奮闘していた嘉永ではあるが、1月のいわき平記念では落車のアクシデントに見舞われ、2月地元G1ではまさかの失格に。3月のウィナーズカップでは今年2度目の落車を喫してリズムに乗れずにいたが、ここにきて体と自転車がマッチしてきた。

「S班になったことのプレッシャーはありましたけど、選手として走る以上は結果を求められるので。結果がでないことへのプレッシャーはそこまで変わっていないですね。変わったことと言えば、練習ですかね。いままでは練習量が大事だと思って、練習をこなしていた。でも今年に入ってからは1本、1本を大切に乗り込むようになりました。練習量はいまでも大事だと思うので、練習量は減らしていないですけどね」

練習の質が高まり、自転車がマッチしてきた嘉永にようやく自身が戻ってきた。シリーズ2日目は休養日となったが、3日目に行われる一次予選2の結果次第では白虎賞への勝ち上がりも見えてくる。体をしっかりと休めて頭もクリアに。来る3日目の戦いに備える。


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細川和輝記者

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