第4回パールカップは佐藤水菜が完全制覇 ~岸和田競輪場~


「競輪選手である以上は1着を狙っていきたい」
6月18日に岸和田競輪場で第4回パールカップの決勝戦が行われた。児玉碧衣が右足首ねん挫により当日欠場となり、6名によってG1タイトルが争われた。断然の人気を背負っていたのは絶対女王の佐藤水菜(神奈川・114期)。初日は鋭いまくりで快勝し、2日目は一気のカマシでレースを支配しての逃げ切り勝ちと隙を見せることなく連勝で勝ち上がっていた。
号砲とともに飛び出した仲澤春香が正攻法に構え、佐藤水菜はその後ろに付ける。久米詩が周回中から佐藤の外で並走していたが、佐藤は気にせず周回を続ける。残り3周の2コーナー付近で久米を前に入れて3番手の位置で車間を空ける佐藤。後ろを警戒していたが、最後方にいた尾崎睦が内へと潜り込んで3番手の位置を奪う。それでも佐藤に慌てる様子はなく、4番手の位置でタイミングを計ると、最終2コーナー付近から車を外に持ち出して前団を一気にのみ込んだ。
【優勝者 佐藤水菜選手インタビュー】
「(初手の位置取りは)前々に攻めていきたかったので、前々にと思っていました。(久米と並走する形になったが)そういう風にはなると思っていたので、簡単には譲らない気持ち。でも自分のタイミングは逃さずにと隊列を整えました。(打鐘で尾﨑が内からすくってきたが)想定通りではあったんですけど、自分のタイミングだけは逃さないように前と後ろの動きを見ていました。(最終2コーナー過ぎ、前を車間を空けての仕掛け)4番手から踏んでも問題ないと思っていたので、自分のタイミングでいこうと思っていました。彼女(仲澤)とは直前に全日本選手権で一緒に走っていますし、力差もよくわかっているので冷静でした。去年(の決勝)は尾崎選手が私の番手で差し勝負になったので、今年も警戒はしていました。今回は天候も良くて、すごく走りやすかったです。(G1は7連続優勝)プレッシャーはありますね。苦しい立場にはいると思っているんですけど、競輪選手である以上は1着を狙っていきたいです。(今後の目標は)あっせんが決まっている立川のワールドシリーズ、女子オールスターの2つは、しっかりと力を出して戦えるよう頑張りたいです。競技の方は、まだケイリン以外の種目(スプリント、チームスプリント)で世界選手権に出られるかまだわからないので、しっかりとコーチにアピールして頑張りたいです」

細川和輝記者
選手詳細データ
佐藤水菜 選手 神奈川・114期

















