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2026年10月13日 15時6分

不屈の闘志で戦う伊藤優里 ~青森競輪場~

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伊藤優里
成績上昇とともに復調を実感

「少しずつ感覚を取り戻せたら」

 青森競輪場で14日からF2モーニング「CTC杯、ニッカン・コム杯」が開催される。今シリーズは7R制でチャレンジレースとガールズケイリンの2本立て。落車による度重なる大怪我から復活した伊藤優里(三重・126期)は7Rに出走。不屈の闘志で再起を果たした22歳が、復調の階段を駆け上がっている。

 右手首粉砕骨折の大怪我から約1年。伊藤は手術の傷跡を見せながら「まだ完全には状態が戻っていないけど、焦らず頑張っていきたい」と胸中を明かした。

 昨年9月四日市の落車で右手首粉砕骨折、橈骨(とうこつ)骨折。その後の落車でも大怪我を負った。「脳震とうにもなり、しばらくめまいもひどかった。正直、まだ怖い部分もある。以前と比べると状態はまだ戻っていないけど、〝自分はこんなものじゃない〟と思っているし、少しずつ感覚を取り戻せたら」。明るく振る舞い、一歩ずつ前へ歩んでいる。

 浅井康太や 溝口葵など練習仲間の励ましも伊藤の背中を押している。

 「浅井さんは私よりも凄い怪我をしているし、溝口さんは代謝になりそうだったが、そこからはい上がってきた。1カ月間、寝たきりや、2カ月間、運動ができなかったこともあるけど、私なんてまだまだです」

 今年は4度の決勝入りと、リハビリの努力が結果として表れ始めている。「まずはしっかり点数を取りながら。今はステップアップする土台をつくらないと」。明るい性格で前向きな伊藤は、強いハートでペダルを踏み続ける。

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小野祐一記者

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