初日の上がりタイムは14秒3で太田海也と同タイム

　5月9日に初日を迎えた大宮競輪F1シリーズは明日10日にA級、S級の準決勝が行われる。A級戦は太田海也(121期・岡山)を筆頭に強豪が顔を揃えたが、準決勝で早くも太田と初日特選を制した長田龍拳(117期・静岡)が激突する好カードが生まれた。

　3場所連続優勝中の長田は117期の在所1位。近況は持ち前のスピードに持久力が加わりパワーアップ。初日も圧巻の走りで白星を挙げて「止まったと思ったが、乗り越えられたし自信になりました。最近は先行にこだわってやっていて力が付いてきていると思う」と仕上がりに自信を覗かせる。

　長田は初日に上がりタイム14秒3を記録し、太田と同タイム。今回が太田との初対戦になるが「相手は逃げてのタイムですし、早期卒業生で格上の存在。対戦は楽しみですけど自分は挑戦者の立場なので、真っ向勝負するだけ」と小細工なしの真っ向勝負に出る構え。
　
　両者の激突は5レース(発走予定時刻12時36分)に行われる。未来の輪界を背負う若手同士のスピードバトルは要必見だ。

• 選手詳細データ

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  長田龍拳 選手静岡・117期